No.315 ザ・シュープリームス/カム・シー・アバウト・ミー (1964)

Gold
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その315
The Supremes – Come See About Me

この曲もまた、彼女たちが全米1位を連発しまくっていた時代の名曲、「愛はどこへ行ったの」「ベイビー・ラヴ」に続く3曲目の全米No.1ヒットだ。

今聴いても3人の声は尋常じゃないぐらい可愛らしいし、力強く躍動感のあるモータウンサウンドとの組み合わせが最高だ。
いったい当時のそのインパクトといったら、どれほどのことだっただろう。

曲を書いたのは当時のモータウン最強チーム、ホーランド、ドジャー、そしてもうひとりのホーランドの3人だ。
人類が滅びた後の地球でも、われわれ人類が遺した最良の遺産として、次の地球の支配者たち、猿だかイカだかにも聴き継がれることだろう。

先日、日本の歌謡界の発展に多大な貢献をした歌手・作曲家の平尾昌晃氏が死去した。

「グッドバイ・マイ・ラブ」「二人でお酒を」「瀬戸の花嫁」「草原の輝き」「カリフォルニア・コネクション」など、わたしも子供の頃から大好きだった曲をたくさん書いた人だ。

彼の死を伝えるTV報道で見た、過去のインタビュー映像がとても心に残った。
「最近は、お風呂に入った時なんかに自然に口づさんでしまうような歌、心のどこかにいつも在る歌っていうのが少なくなってきたでしょう。僕ならそういう歌が書けるんだけどなあ…」と、時代の変化を寂しそうに語っている映像だった。

わたしもそういう歌が聴きたい。
ややこしい一風変わった音楽も面白いけど、なぜかわからないけどつい口づさんでしまう、ただふつうに良い歌にももっと出会いたい。
ロックもそうだけど、そんなに斬新でも奇抜でもなくていいから、そんな歌もときどきは生まれてきてほしいなと思う。