No.475 R.E.M./ワン・アイ・ラヴ (1987)

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≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その475
R.E.M. – One I love

MTV全盛の80年代に、”米国インディ界の良心”とも言われたR.E.M.の、そのインディ時代の代表曲だ。

ジョージア州出身のR.E.M.は、ド派手なスタジアム・ロック・バンドでもなければ、アンダーグラウンド・シーンのとっつきにくいオルタナバンドでもない、アメリカのルーツ・ミュージックや、ディラン、バーズから続くフォーク・ロック直系の、極めて真っ当なアメリカン・ロックを継承するバンドだった。

アメリカには各大学に独自で運営するFMラジオ局が多数存在し、自分たちの好きな音楽を流し続けるらしいのだけど、その各大学のチャートをまとめたのが”CMJ(カレッジ・ミュージック・ジャーナル)チャート”だ。
80年代当時はイギリスのバンドではザ・スミスが、アメリカのバンドではこのR.E.M.がCMJチャートで人気を博したことで、世界的なブレイクへとつながっていった。

90年代には彼らは全世界的に売れることになったが、当時のわたしはそれほど熱中したわけではなかった。
もっと極端にうるさいとか、刺激多めの激辛料理みたいなロックが好みだったので、伝統的な素材の味を生かした創作料理のようなR.E.M.は若干食い足りなかったのである。
当時はね。

でも現在も好んでよく聴く90年代のバンドはR.E.M.ぐらいのものだ。
とくにわたしはこの「ワン・アイ・ラヴ」も収録された初期のベスト盤『エポニマス』(1990)がいちばん気に入っていて、27年も聴き続けてまだ飽きないぐらい好きだが、最近は内省的でやけに暗い『オートマチック・フォー・ザ・ピープル』(1992)も気に入っている。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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コメント

  1. ごろー より:

    わかりますよ
    わたしも最初は、なにがいいのかわからなかったバンドだったので、そのわからなさはわかる気がします(笑)
    たぶんですけど、古いフォークロックでも聴くつもりで、過大な期待をしないのが、彼らを好きになれるコツかと思います(笑)。

  2. r-blues より:

    R.E.M.解らないのdeath(((^_^;)
    “R.E.M.”
    バブリーな頃から都会の有線やFMなどでヘビーに流れてたし、CD借りてカセットにダビングして、頭に刷り込もうと?したけど、、、無理でした(^-^;)。
    食べ物と一緒で、苦手なのがあるのもイイんじゃないかと…”ビッグネーム”で苦手なのは、”R.E.M.”だけdeath(^o^)/
    歌詞さえも読みつくして、好きになっちゃうのも、それまたツマラナイし…多分なっちゃうかな。