ザ・ローリング・ストーンズ
【100グレイテスト・ソングス】#79
The Rolling Stones – Can’t You Hear Me Knocking
【100グレイテスト・ソングス】#79
The Rolling Stones – Can’t You Hear Me Knocking
71年の名盤『スティッキー・フィンガーズ』収録曲。
それまでのストーンズには無かったような新境地の曲で、当時台頭していたハード・ロックを意識していたのかもしれない。
トゲトゲメタリックなギターや、クールなコーラスがいかにもハード・ロック風でカッコいい曲だ。
後半はミック・テイラーのギターと、このアルバムから参加して新たなストーンズ・サウンドを創り出すのに重要な役割を果たしたボビー・キーズのサックスによるジャム・セッションが繰り広げられる。
ハード・ロック風のギターと、ブルース・ロック風のギターと、ジャジーなサックスのバトルがストーンズで繰り広げられる、めずらしい展開の曲だ。
それにしてもこのミック・テイラーという若者は、当時22歳という若さながら、エレガントさと獰猛さを併せ持ったような、今聴いてもちょっと信じられないほど完成されたギターを弾くギタリストだ。
たぶんだけれども、彼もまた十字路で悪魔と取引をしたのではないかとわたしは睨んでいる。
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