U2/ザ・フライ(1991)

Achtung Baby

【アイリッシュ・ロックの快楽】#4
U2 – The Fly

 アイルランド出身のロックバンドと言えば、その頂点に君臨するのはもちろんU2だろう。

U2はもうずいぶんたくさんこのブログで取り上げたけれど、まだまだ取り上げたい名曲は尽きない。
この曲はわが青春の1曲でもある。あの頃は楽しかったなあ。時代が変わっていくのを肌で感じてゾクゾクしていたものだ。今はもう時代なんて変わろうが詰まろうが焦げ付こうがどうだっていいけれども。 

前作『ヨシュア・トゥリー』が世界的な大ヒットアルバムとなり、それ以来4年ぶりとなったアルバム『アクトン・ベイビー』は、だれも予想だにしなかった「突き抜けたU2」を見せつけ、最新流行のロックサウンドをすべて肯定的に取り入れて完全にU2化してみせた、モンスター級の大傑作アルバムだった。

1991年というロックシーンの激動の時代に、時代遅れになるどころか、余裕でトップランナーであることを彼らは証明してみせた。
その斬新さと楽曲の充実で群を抜いているこのアルバム『アクトン・ベイビー』は、90年代最高のロック・アルバムと言っても過言ではないだろう。 

その『アクトン・ベイビー』を象徴するような、最初のシングルがこの「ザ・フライ」だった。
最初はもう「これU2なん!?」みたいに面食らったけど、ダンス・ビートとラウドなギターとファルセットヴォイスの絶妙の組み合わせがクールでカッコ良すぎた。

 

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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