シンディ・ローパー/タイム・アフター・タイム(1983)

シーズ・ソー・アンユージュアル

【女子ロックの快楽】#13
Cyndi Lauper – Time After Time

シンディ・ローパーの出世作『シーズ・ソー・アンユージュアル』からのシングルで、全米1位の大ヒットとなった名曲だ。
ちなみに当時はこのアルバムの邦題は『N.Y.ダンステリア』だった。いつの間にかそのタイトルは無かったことになっているようだ。時代は変わる。

この曲は、アルバム制作時にプロデューサーに「もう1曲必要だ」と言われて、シンディとロブ・ハイマンが共作した曲したそうだ。
タイトルはシンディがたまたま雑誌で見たSF映画のタイトル『タイム・アフター・タイム』から取ったという。
翌年にはあのマイルス・デイヴィスがカバーし、その後もカサンドラ・ウィルソン、ウィリー・ネルソン、ポール・アンカなどがカバーし、すっかりスタンダード・ナンバーとなった。

日本でも人気が高く、松田聖子、中山美穂、鬼束ちひろ、槇原敬之、CHARA、島谷ひとみなどがカバーし、最もカバーされやすい洋楽ポップスのひとつとなっているようだ。

タイトルは「何度でも何度でも」という意味だそうだが、現状に満足できずに自分と環境を変えたい女性と、そんな彼女についていけない男性の話だ。

彼女は去ろうとしているのか、待ってるからいつか一緒になりましょう、と言ってるのかいまいちわからない。

去っていく女というものはよくわからないもので、わたしは苦手だ。
男から心が離れたらもう、一夜にして別人のような反応しかしなくなって、恐ろしくなるほどだ。急に敬語で喋り出したり。他人行儀な微笑みを浮かべたり。
おお怖い。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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