ザ・ローリング・ストーンズ/レット・イット・ブリード(1969)

レット・イット・ブリード

ザ・ローリング・ストーンズ
【100グレイテスト・ソングス】#58

The Rolling Stones – Let It Bleed

69年の名盤『レット・イット・ブリード』のタイトル曲。

タイトルが、ビートルズの『レット・イット・ビー』のパロディのように思われがちだが(実際、わたしも昔はそう思い込んでいた)、発売はこっちのほうが半年早い。

アルバムの出来でストーンズの『サタニック・マジェスティーズ』はビートルズの『サージェント・ペパーズ』に敵わなかったけど、『レット・イット・ブリード』は『レット・イット・ビー』に逆転勝利したとわたしは思っている。
ロックのルーツから当時最新のサウンドまでを併せ持つ、時代を超越した、ロックが持ち始めた深淵さを感じるような名盤だ。

この曲のピアノが好きだ。
デビュー当時、ストーンズは本当は6人だった。しかし、その容姿がロックンロール・バンドのイメージに合わないという理由で、マネージャーによって正式メンバーから外された、ピアノ担当のイアン・スチュワート。
しかし、彼のピアノがなければ時代を超越するようなストーンズ・サウンドは完成をみなかったと思う。
とくにこのジミー・ミラー時代の傑作の森の作品群は、彼のピアノなくしては生まれなかっただろう。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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