No.378 マッドハニー/レット・イット・スライド (1991)

EVERY GOOD BOY DESERVES FUDGE
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その378
Mudhoney – Let it slide

80年代後半、一聴するとデトロイト人のようにも思える時代遅れのゴミみたいなロック野郎たちが、ワシントン州シアトルのインディペンデント・レーベル《サブ・ポップ》から続々とデビューした。
90年代に入ると彼らの、騒々しくて冗談みたいにバカっぽい音楽が旋風を巻き起こし、それは≪グランジ・ムーヴメント≫と呼ばれた。

サブ・ポップからレコードを出していたのはこのマッドハニーの他にも、サウンドガーデン、L7、ヴァセリンズ、パール・ジャムのメンバーがいたグリーン・リヴァー、そしてニルヴァーナがいた。

マッドハニーはデビューでニルヴァーナの1年先輩にあたる。
当時この2つのバンドはとても仲が良かった。
カート・コバーンはマッドハニーに影響を受け、また、マッドハニーもニルヴァーナから影響を受けているのは明らかだ。それはこの曲を聴くととてもよくわかる。

クソやかましいギター、いっしょに絶叫したくなる歌メロ、無邪気な疾走感、これこそがいちばんカッコよくて正しいグランジの姿だと思う。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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