No.463 エディ&ザ・ホット・ロッズ/ライティング・オン・ザ・ウォール (1976)

Teenage Depression

≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その463
Eddie & the Hot Rods – Writing On The Wall

そのドクター・フィールグッドと同じ、イギリスのサウスエンド出身で交流もあったらしいパブロック・バンド、エディ&ザ・ホット・ロッズのデビュー・シングルだ。
もちろん、まったく売れていないので、知っている人は少ないだろう。

このエディ&ザ・ホット・ロッズの最初のシングルは、ドクター・フィールグッドにも似た疾走感あふれるバキベキのロックンロールにハーモニカが加わった渋いサウンドが強烈にカッコいい。

でもこのシングル1枚でハーモニカ担当のメンバーがやめてしまい、1stアルバム『十代の爆走』は最高のロックンロール・アルバムだったものの、その後彼らは少しずつポップな方向に傾いていく。
そりゃまあ売れなきゃレコードも出してもらえないしな。

2ndアルバム『イチかバチか』に収録された代表曲「燃える叫び」が有名で、まあ売れてよかったけれども、だいぶポップな方面に行き過ぎてしまっていて、このブログを読んでいる硬派なロックバカのみなさんもきっとこっちの、つんのめるぐらいに突っ走るバキベキロックンロールのほうがお好みではないかと思う。

もちろんわたしもこの1stシングルのほうが圧倒的に好きだ。