ザ・ローリング・ストーンズ/ノット・フェイド・アウェイ(1964)

イングランズ・ニューエスト・ヒット・メイカーズ

ザ・ローリング・ストーンズ
【100グレイテスト・ソングス】#77

The Rolling Stones – Not Fade Away

songwriters : Buddy Holly, Norman Petty

1957年10月に、バディ・ホリーがザ・クリケッツと初めて録音した曲のカバー。

リズム・パターンはボ・ディドリーが発明した〈ジャングル・ビート〉の影響を受けたものだが、ストーンズはこれをもっとボ・ディドリー風にして、ジャングルの熱気と泥が飛び散るような激しいアレンジにしている。

バディ・ホリーは1959年2月3日、飛行機事故によって22歳の若さでこの世を去った。
このロック史上最も悲しい出来事のひとつは、後にドン・マクリーンの名曲「アメリカン・パイ」の中で「音楽が死んだ日(The day the music died)」と歌われた。

その悲しい出来事から5年後の1964年2月21日、ローリング・ストーンズが初めてアメリカで発売したレコードがこの「決して色褪せない」と歌う、「ノット・フェイド・アウェイ」だった。

それを手にした当時のアメリカの若者たちの中には、「ワオッ! ロックンロールは死んでないぞ!」と歓喜した者もいたのかもしれない。

ロックンロールはその後も何度も死にかけたが、その度に不死鳥のように甦っている。
現在も瀕死の状態だが、きっとそのうち甦るだろう。

ロックンロールはしぶといのだ。
決して色褪せないし、死に絶えたりしないのである。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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