【音楽映画の快楽】
School of Rock
School of Rock
監督: リチャード・リンクレイター
出演:ジャック・ブラック、ジョン・キューザック
売れないバンドマンが金欲しさにニセ教師になって、小学生たちにロックを教えるというコメディ映画。
厳格な私立小学校の子供たちが徐々にロックの面白さ、カッコ良さを理解し、演奏することの楽しさに魅かれていくところは楽しくもあるし、バンド・コンテストに出場して見せるパフォーマンスも見ものだ。
そしてなにより、ラモーンズの「ボンゾ」に乗せて授業の様子を見せるシーンにグッとくる。
下の動画はそのシーンをそのまま切り取ったものだ。
ロック好きならこれを見て胸が熱くならない人はいないだろう。
「ギタリストは回ってなんぼ」と教えているし、ドラマーは「壊してなんぼ」、ベースは「とにかく威圧しろ」、キーボードは「なんでもいいから目立て」と教えているようだ。
黒板いっぱいに書かれたロックの歴史と相関図は、監督が自ら書いたのだそうだ。
監督のロックへの熱い想いが伝わってくる。
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