【パブ・ロックの快楽】
Eddie & the Hot Rods – Do Anything You Wanna Do
Eddie & the Hot Rods – Do Anything You Wanna Do
サウスエンド出身のバンド、エディ&ザ・ホット・ロッズの2ndアルバム『イチかバチか(Life On The Line)』からのシングルで、全英9位という彼らにとって最高位のヒットとなった代表曲。
ドクター・フィールグッドとは同郷で、元々同じバンドで組んでいたメンバーも双方にいるなど、音楽性にも共通性は見られたが、この曲は売れ筋方面に方向転換してみたのか、ずいぶんポップで、グラム・ロックのような曲だ。
もともとパブ・ロック界隈ではめずらしく上半身裸で歌ったりする熱いイメージもあり、パンクにも近いバンドだった。この曲の邦題もそういうイメージから付けたのだろう。
パブ・ロックとパンクの橋渡しをした格好になったが、それで役割を終えてしまい、あとはパンク世代に全部持っていかれてしまったところは否めないけれども。
それにしても彼らは1stも2ndもジャケがカッコ良かった。(下は1st)
20代の頃に音楽雑誌かなにかでこの2枚のジャケを見て、どうしても聴きたくて輸入盤ショップや中古CD屋をハシゴして探し回ったけれど、結局入手できなかったことを思い出すなあ。
でも動画で観た実際の彼らは、強烈なジャケとはずいぶんイメージの違う、気のいい兄ちゃんたちみたいだ。
コメント
1977年にイギリスの多分トップオブザポップスという番組に出ていた彼らを見て、一撃食らいました‼️イギリスではやっていたな。Do Anything You Wanna Do.当時22歳で留学中の私の大切なおもいでの1曲です。
おー、77年にイギリスとは!
パンク・ムーヴメント真っ只中にいらっしゃったんですね!
羨ましい!