No.287 ソニック・ユース/100% (1992)

Dirty
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その287
Sonic Youth – 100%

カッコいいロックねえちゃんと言えば、この時代の女王はソニック・ユースのベーシスト、キム・ゴードンにとどめをさす。

彼女はヴォーカルのサーストン・ムーアのカミさんでもあったし、男勝りなイメージで、エロをチラ見せしたりもしないのだけど、なぜかカッコ良さだけではない、自然とにじみ出てくるようなカワいらしさがあるのだ。
これがロックねーちゃんの理想の姿なのかもしれない。

このPVでも、後ろのほうでベースを弾いているだけなのに、いちばん印象に残るのはキムだ。
このカワカッコいいキムが見たくて、このPVを見てたようなものだ。

なんてアイドル視するような相手では絶対ないのでこのへんでやめとくけど、この曲はグランジブーム真っ盛りの1992年、引き出しの多いはずのソニック・ユースもきっちりグランジブームの波に乗るような楽曲をシングルカットしてきたのはさすがプロというか、リスナーの期待に大いに応えてくれた感じだった。
チャート・アクションで言えば、この曲は彼らの最大のヒット曲ということになる。
今聴いてもソニック・ユースのギターノイズだけは、特別に気持ちいい。

とは言え彼らはニューヨーク出身のオシャレな人種なので、シアトルの田舎者のようなグランジバンドなんかとは本当は違うのだけど、当時はうるさいギターのロックバンドはなんでもグランジと一括りにして語られたものだ。もちろん、CDや雑誌が売りやすいからである。

あくまでマスコミ主導のジャンル分けみたいなものなので、リスナーの我々には当時も全然ピンとこなかったし、グランジなら聴いてみよう!なんて思うことはまず無かったのである。

ちなみにサーストンとキムの夫妻は、6年前に離婚している。
理由は、サーストンに好きな女が出来たからだという。残念だが、得てしてそういうものだ。

だからソニック・ユースも活動休止状態なのだけど、まあ活動再開というのも難しいだろうなあ。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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