No.049 デヴィッド・ボウイ/ジギー・スターダスト (1972)

The Rise & Fall of Ziggy Stardust & The Spider from Mars
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その49
David Bowie – Ziggy Stardust

永遠に宇宙空間を漂い続ける孤独な生命体から送信され、地球の孤独な若者だけが受信できるメッセージのようなアルバムだ、などと思いながら若き日のわたしはよく深夜にヘッドホンで聴いたものだった。
イタいなあ、と思われても仕方がない。

当時のわたしは日本を代表する孤独な若者の気分だったのだ。
今から思えばどこにでもいる普通の若者だったのだけど。

その神アルバム『ジギー・スターダスト』のハイライトとなる神曲だ。
一度聴いたら忘れられない、メロディアスでカッコいい完璧なロックナンバーでありながら、なぜか絶望的な寂しさのような哀愁も漂う名曲だ。

デヴィッド・ボウイは死んだが、彼が遺したジギー・スターダストは星くずとなって、永久に宇宙空間を漂い続ける。

彼のメッセージはいつでも受信できるから、心配することはない。
新たな世代の、孤独でイタい若者たちにも、ぜひ聴き続けてもらいたいアルバムだ。

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