No.130 ザ・バーズ/マイ・バック・ページ (1967)

昨日よりも若く(紙ジャケット仕様)
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その130
The Byrds – My Back Pages

わたしにとってこの曲こそが、バーズによるディラン・カバー・シリーズ中の「あれ!?これってこんないい曲だったっけ!?」大賞である。

正直、この原曲が収録された『アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン』(1964)を何度も聴いていたくせに、バーズのこのバージョンを初めて聴いたときに不覚にもそう思ってしまったのだった。

わたしの耳が悪いだけなので、ボブ・ディラン氏には大変失礼な話には違いない。
心よりお詫び申し上げたいと思う。

「風に吹かれて」や「時代は変わる」「戦争の親玉」などプロテストソングや反戦歌を歌っていた数年前の自分を、善・悪をあまりに単純に批判する、凝り固まった思想の持ち主だったと振り返り、

あの頃の僕はまるで年寄りみたいで
今の僕はあの頃よりずっと若い

と歌った曲だ。
まあ、若いときというのはそんなものだ。
わたしもそうだった。

それにしてもロジャー・マッギンの声はいいな。
わたしはなぜかこの声にとても癒されるのだ。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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