≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その402
Jimmy Rogers – Walking by Myself
またまたシカゴ・ブルース。
そのマディ・ウォーターズ・バンドのセカンドギターだったのがこのジミー・ロジャーズだ。
わたしはこの彼の妙に耳になじむ声とやわらかい歌い方が大好きだ。
この曲を収録した1stアルバム『シカゴ・バウンド』は名盤である。ずっと聴いていられる。
バックバンドはマディ・ウォーターズ・バンドそのままで、やんちゃなハーモニカを吹きまくっているのはもちろんリトル・ウォルター。
すごく良い曲なので、きっとこれもチェス・レコードの天才職人ソングライター、ウィリー・ディクソンの作なのかと思ったらなんとジミー・ロジャーズの自作であった。
おみそれいたしましたというほかない。
コメント
Re:思ったよりポップなサウンドでした。
そうなんですよ。この力みのない、ゆるい感じがたまりません。
思ったよりポップなサウンドでした。
不思議と後輩のストーンズよりもスカスカなサウンドでもなく、バディガイよりもソウルフルというか腹の底から声を出している訳でもなく、個人的には程よい緩さを感じました。