【70年代ロックの快楽】
Bob Dylan – Forever Young
Bob Dylan – Forever Young
ディランの14枚目のアルバム『プラネット・ウェイヴズ』収録曲。
この曲は、ディランが息子のジェイコブに向けて書いた曲なのだそうだ。
この歌詞をアーサー・ビナードという人が日本語に訳し、『はじまりの日』というタイトルの絵本になっている。
きみが手をのばせば しあわせにとどきますように
きみのゆめがいつか ほんとうになりますように
まわりの人びとと たすけあっていけますように
星空へのぼる はしごを見つけますように
毎日がきみの はじまりの日
きょうも あしたも
あたらしいきみの はじまりの日
(作詞:ボブ・ディラン 訳詞:アーサー・ビナード)
とても美しい、ディランの曲の中でも飛び抜けて感動的な歌だ。
わたしはこの歌を聴くと、泣けてくる。
わたしには息子はいないが、娘がいる。
以下はわたしがこの曲を聴きながら脳内変換している訳詞だ。
いつまでも娘が若くありますように。
彼女がいつもなにかに夢中で、なにかに取り組んでいますように。
彼女の夢がいつか、ほんとうになりますように。
生きることに喜びを感じ、幸せをつかみますように。
バックの演奏はザ・バンドだ。