ザ・ローリング・ストーンズ/レディ・ジェーン(1966)

アフターマス(UKヴァージョン)

ザ・ローリング・ストーンズ
【100グレイテスト・ソングス】#96
The Rolling Stones – Lady Jane

ストーンズの4枚目のアルバム『アフターマス』収録曲。シングル「マザーズ・リトル・ヘルパー」のB面にも収録された。

イントロの、金属の弦を引っ掻いてるような響きは、北アメリカの民族楽器でアパラチアン・ダルシマーという楽器らしい。下の動画でブライアン・ジョーンズが弾いているのがそうだ。

ブライアンは楽器を習得する能力や速さには天才的なものがあったそうで、『アフターマス』ではこのダルシマーをはじめ、マリンバ、シタール、琴なども演奏している。
間奏のハープシコードを弾いているのはジャック・ニッチェだ。

なんとなく高貴な雰囲気を持った曲だし、生真面目な歌い方やアレンジも美しいので、ストーンズらしからぬ、お堅いNHKやBBCみたいな公共放送でも流せそうな曲じゃないか、と初めて聴いたときは驚いたものだ。

英国王室の番組の主題歌にしても違和感ないぐらいだ、と思ったけれども、後から知った話では、「レディ・ジェーン」というのは女性性器を表す隠語なのだそうな。

ダメだこりゃ。

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