L7/プリンテンド・ウィ・アー・デッド(1992)

Bricks Are Heavy

【グランジ・ロックの快楽】
L7 – Pretend We’re Dead

L7はロスアンゼルスで結成された、ストゥージズとモーターヘッドが大好きという女子4人のバンドだ。

1987年に1st『L7』でエピタフからデビューするが、サブ・ポップに移籍してからはニルヴァーナやマッドハニーらといっしょにドサ回りツアーをしてた。この3組はずいぶん仲良しだったことが当時の雑誌などで紹介されていた。

女子のみのメンバーで成功したロックバンドといえば、それまでにランナウェイズやゴーゴーズなどがいたが、そんないいものとは比べ物にならないぐらい薄汚くて可愛げのかけらもない、まさに「グランジ」の称号がぴったりのやさぐれ女たちだった。

テレビのバラエティ番組でヴォーカルのドニータが股間を丸出しにしたり、レディングフェスティバルで、股間からタンポンを抜いて観客に投げるという、口にするのも穢らわしい逸話で当時話題になったものだった。この動画でもやはり最後は脱ぎ出す始末だ。

この曲は当時のグランジブームに乗っかり、メジャー・デビューとなった3rdアルバム『ブリックス・アー・ヘヴィ(Bricks Are Heavy)』からのシングルで、米オルタナティヴ・チャートで8位(全英21位)まで上がった曲だ。
プロデューサーは当時ニルヴァーナの『ネヴァーマインド』を手掛けたことで一気に有名になった、ブッチ・ヴィグである。

独創的な曲を書くわけでもなかったが、彼女たちの可愛げのないバカ丸出しのパワフルなパフォーマンスは、正直、わたしはランナウェイズやゴーゴーズよりもカッコイイ♡と思ってしまう、根がどうにもこうにも品性下劣な人間である。

その作品の一部しか知らないのでファンと言うほどではないし、特にお薦めもしないけれど、このブログで彼女たちを紹介できたのはなんだかとても嬉しい。

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