ザ・ストラッツ/ボディ・トークス(2018)

ヤング&デンジャラス

【21世紀ロックの快楽】
The Struts – Body Talks

久々に全編充実したロック・アルバムを聴いた。この10年で聴いたリアル・タイムのロック・アルバムでは1番かもしれない。

ザ・ストラッツは、英国出身ながら、L.A.を拠点に活動するバンドだ。
ビジュアルも70年代風で、伝統的なロックの要素もありながら、ちゃんと現代の新しい響きも持っている、よく完成された21世紀型ロック・バンドだ。

この曲は2ndアルバム『ヤング&デンジャラス』からのシングル。
アルバム・タイトルもしっかり70年代グラム・ロック風だけど、このアルバムがまた素晴らしい。
楽曲の幅が広く、メロディがちゃんと書け、サウンドや表現の引き出しも多いので、全然飽きずにバラエティ豊かな13曲を次から次に楽しめる。
ヴォーカルがフレディのビジュアルに被るせいか、よくクイーンを引き合いに出されるようだけど、音楽性はそこまで似たものではない。

ロック・シーンに閉塞感が募ると、いつもそれを突破する常識を超えた阿呆みたいなやつらが出てきてシーンをひっくり返し、死にかけたロックはそうやって何度も復活したものだった。

もしかして、こいつらが今度の救世主なのか?

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