それにしても日本人は女子グループが好きだよなあ【日本が愛した洋楽ヒット #18】 ザ・ドゥーリーズ／ウォンテッド (1979)

久しぶりにディスコ時代のメガヒットを。

イギリス出身のザ・ドゥーリーズは、6人兄妹に婿と他人を足した8人組で、1974年にデビューしたポップ・バンドである。

まあでも聴いた感じは女性ヴォーカルのディスコ・ビートなので、先行してブレイクしていたアラベスクなんかと同じような印象だ。上のジャケもたぶん、そう錯覚させて売ろうとしてのことだろう。まんまと成功したが。

ちなみにジャケの3人のうち2人はヴォーカルだが、もうひとりは動画を見る限り、何もしていない。

この曲は本国でも全英3位のヒットとなったが、日本ではオリコン洋楽シングルチャート10週連続1位。50万枚をセールスし、本国を上回る大ヒットとなった。なんだか、当時の日本は世界中でいちばんディスコブームがアツかったのかと思えてくるほどだ。

その後「アイ・スパイ」「ボディ・ランゲージ」などをチャートに送り込んだが、80年代に入るとメンバーの脱退が相次ぎ、人気も衰えていった。

それにしても日本人て、いつの時代でも、女子グループが大好きだよなあ。

（Goro）